電通デジタルら3社、自然な対話が可能な音声ソリューション「Voice Experience Innovation」を提供開始

「電気をつけて」、「この前注文したシャンプー、また買っておいて」「10分後にタクシーを呼んで」など、人と話すような気軽な会話のやりとりで、人の求めることに対し、圧倒的な速さ、的確さで応えてくれる。

対話型音声操作に対応したスマートスピーカーが世界中で販売されており、また、それに対応した音声アプリケーションも数多く提供されている現在、そんなボイスUIが活躍する世の中が、当たり前になろうとしている。

そうした次の社会に適合する音声を駆使したソリューションを追求すべく、株式会社電通デジタル、株式会社ビービット、株式会社Libalentの3社は業務提携し、より自然な対話による音声を利用した企業のサービス・商品開発を支援するソリューション「Voice Experience Innovation(ボイス・エクスペリエンス・イノベーション)」の提供を開始した。



Voice Experience Innovationとは

顧客企業への自然な対話による音声サービスの導入をワンストップで支援すべく、LibalentのロボティクスやAIスピーカー領域、チャットボットなどのシナリオ・キャラクター設計の知見と、電通デジタルの有するデジタルマーケティング領域に対しての「コンサルティング」「開発・実装」「運用・実行支援」機能、独自のユーザー行動調査を展開するビービット、3社の強みを生かしたソリューションだ。



このプロジェクトにより、音声対話を「生活やビジネスの中で自然に使う」ため、ビジネス戦略から効果的なタッチポイントの検証、また、サービス設定で重要なポイントとなる、自然な対話による音声サービスを導入するためのAIキャラクター(性格、口調、態度等)設計やシナリオ、台詞の作成などをワンストップでの実施が可能になった。


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3社は、AI・音声サービスを用いたビジネスモデルの変革の支援から、音声サービスに関するテクノロジーの開発まで 幅広く研究成果を共有し、ノウハウ・方法論の蓄積を図るべく、同業務提携により、音声サービスにおけるUX(ユーザーエクスピリエンス:顧客体験)の開発に関する研究協議会を発足。これにより、音声サービスにおけるUX設計支援をリードする存在を目指すとしている。

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ロボスタ編集部

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