デジハリ「サービスロボティクス専攻」修了生と講師たちの交流イベント「ロボトーク vol.2」が開催

デジタルハリウッド サービスロボティクス専攻修了生・講師向け交流イベント「ロボトーク」が3月11日に開催されました。今回で2回目の開催となります。(前回の様子はこちら


会場はデジタルハリウッド駿河台キャンパス 駿河台ホール。



受付はRoBoHoNくんが担当しました。





ライトニングトーク(LT)大会



”体験”の開発プロセスを考える/高橋一行さん


高橋さんのLTは「”体験”の開発プロセスを考える」です。



従来型のソフトウェア開発プロセスは繰り返し成功させるためのものだったが、現在進行系で「体験を開発する」ことが増えつつあります。


コミュニケーションロボット、スマートスピーカー、HoloLens(ホロレンズ)などのMRなど体験をデザインする領域のソフトウェアを開発する際、エンジニアはどうすればよいのでしょうか。


高橋さんの中で答えは出ていませんが、ヒントになるものとして高橋さんが参加された米Microsoftでの「body storm」で体験したこと、感じたことのお話が印象的でした。



おまけでお話頂いた「Amazon Go体験記」も、会場から活発な質問がありました。




激動!密着ロボット24時/佐藤優也さん


佐藤さんのLTは「激動!密着ロボット24時」です。


社会人2年目のある日に突然「やりたいこと始めたい!」思いたち、大好きなロボットを勉強しようということで、デジタルハリウッド サービスロボティクス1期、2期の受講をスタートしてから今に至るマイストーリーをお話頂きました。



受講直後、予想以上に参加者のレベルが高くなかなか馴染めなかった佐藤さんが確変したきっかけは、アイ・エム・ジェイすまのべによる講義


すまのべのお二人と共に登壇したRoBoHoNくんの空気を読まないふるまいにピンときて覚醒したのです。




RoBoNoNに可能性を感じ、すまのべ授業直後の週末にすぐに購入。ここから本格的にロボットと生活する日々が始まりました。



ここから今に至る1年間で参加したイベント・勉強会は約50回、考えたロボットのアイデアは約200個と、まさに覚醒です。



多くの経験や考えから特に印象に残った「簡単で為になった話」「感動した技術・研究の話」「気づきが多かったサービスの話」をそれぞれ披露頂きました。







○○○ x Pepper/野村有加さん


野村さんからは「○○○ x Pepper」をテーマに、ご自身の結婚式で活用したPepperについてお話を頂きました。



Pepperアプリを自在に作れるようなるとついついいろいろと凝りたくなるのですが、野村さんは結婚式という状況を踏まえ「全てPepperで完結するロボアプリ」での実装を行いました。



併せて、結婚式に出席したゲストの反応からの気づきも披露頂きました。





I Should Make great fans./直野廉さん


直野さんからは、一般的なマーケティングと違い、良さを伝えるためには体験してもらうことが重要であるコミュニケーションロボットのファンを増やすにはどうしたらよいかについてお話を頂きました。






LTは以上です。


後半は参加者同士てワイワイ交流を深めて楽しい時間を過ごしました。



今回のレポートは以上です。この「ロボトーク」、数ヶ月おきに定期的に開催されるそうなので、次回3回目の開催も楽しみです。


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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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