「なくすを、なくす」が九州にも展開。
電車に置き忘れた忘れ物や、駅で落とした物が、届けられたらスマートフォンの通知でわかる。
MAMORIO株式会社は、同社が提供する紛失防止タグ「MAMORIO」と、専用忘れ物お預かりスポット「MAMORIO Spot」を活用した「お忘れ物自動通知サービス」を、JR九州の主要駅及び、その路線に提供することを発表した。
鉄道やバス、商業施設とMAMORIOは連携したサービスも展開している。鍵やカバン、カメラ、社員証など、MAMORIOがついたものがお預かりセンターに届けられた場合、そこが「MAMORIO Spot」設置駅や商業施設のお預かりセンターの場合は、届けられたことが持ち主のスマートフォンに通知されるというものだ。例えば、MAMORIOを付けたカバンを電車の網棚に置き忘れたとして、その鉄道会社のどこかのお預かりセンターに届けられれば、ユーザーはそれをスマートフォンの通知で確認できるというわけだ。
既に関東を中心とした大手鉄道会社や商業施設等に導入実績があり、2018年2月末現在で鉄道は13社、63路線、バスは3社161路線と連携していて、MAMORIOがついた忘れ物を発見する確率を高めている。
今回の導入により、九州地方在住者や旅行・出張で訪れた人など、九州の鉄道や路線でも「MAMORIO Spot」の設置と連携が実現することで、より一層「MAMORIO」の利用地域が広がったことになる。
なお、MAMORIOは「Amazonランキング大賞2017」で第1位に選ばれるなど人気が出ている(関連記事「2017年にAmazon-Launchpadで最も売れた商品はなに?「Amazonランキング大賞2017」でIoTとロボットが席巻!」)。
「MAMORIO」を活用した忘れ物自動通知サービス概要
「MAMORIO」購入者が、所持品(鍵・財布等)に同製品を取り付けるとともに、専用アプリ「MAMORIO」をスマートフォンにインストールし、登録することで利用可能になる。「MAMORIO」を取り付けた所持品を紛失した際、その忘れ物がMAMORIO Spot設置駅に届けられ、「MAMORIO Spot」によって電波が検知されると、「MAMORIO」の位置情報を受信。位置情報を自動的に利用者のスマートフォンへ通知する。
同社独自のクラウドトラッキング(特許取得済)をベースに作動しており、忘れ物が集約される場所にアンテナを設置することで、忘れ物発見確率を飛躍的に高めることが期待されている。
【運用開始日】 2018年4月2日~
【MAMORIO Spot設置場所】
博多駅お忘れ物承り所、大分駅お忘れ物承り所、鹿児島中央駅お忘れ物承り所
小倉駅、黒崎駅、折尾駅、福工大前駅、香椎駅、千早駅、吉塚駅、佐賀駅長崎駅、熊本駅
▼ MAMORIO(MAMS-001シリーズ)
通信方法 | Bluetooth4.0 |
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対応機種 | BLEに対応したiOS9、Android4.3以降の機種 |
サイズ | 縦35.5㎜ × 横19.0㎜ × 厚さ2.8㎜ |
有効距離 | 約60m |
電池タイプ | リチウム電池、電池寿命約1年間(利用状況による) |
販売価格 | 1個 3,980円(税別) |
購入方法 | ECサイト(オンラインショップ)、大手家電量販店、大手百貨店など |
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