Bloomberg、Apple HomePod販売不振を報じる

Bloombergによれば、Appleのハイエンドスマートスピーカー(AIスピーカー)、HomePodの販売は不調のようだ。



BloombergのMark Gurmanは、AppleがHomePodの消費者の需要が予想を下回ったとして、売上予測を下げたという。また在庫が過剰となっていることもあり、製造を受注するInventecに注文削減を指示したと報じている。





Slice Intelligenceの調査によれば、発売後10週間時点でのHomePodは市場シェア10%を確保し順調だった。

しかし現在ではスマートスピーカー全体の販売数の約4%まで低下したという。Apple Storeの従業員によれば、一部の店舗では1日10個未満しかHomePodが売れないという。Appleはこの件についてコメントを拒否しているという。


僕はこう思った:

HomePodの音質は各所で高く評価されているのに、こうなっている原因は3つあると思います。

まず第一に価格が相対的に高いこと。低価格版HomePod投下で改善されることを期待します。

次にSiriが他社アシスタントと比べて限られたことしかできないこと。これはエンジニア大量採用元Google検索・人工知能チーフを採用で改善しそうです。

最後に、販売国が少ないこと。iPhoneユーザーの多い日本で発売されてもいいと思うんですが・・・。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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