海外で100社以上が採用中の物流ロボット、GROUNDが国内提供へ 画期的なロボティック・グリッパーを有す
2018年4月18日
By 山田 航也
GROUND株式会社は、米国のロボットハンド専門企業であるSoft Robotics(ソフト・ロボティクス)社が開発した画期的なロボティック・グリッパーを有する物流ロボットを日本国内で初めて提供する基本合意に達したことを発表した。
ソフト・ロボティクスは、2013年にハーバード大学の研究員達が中心となり創業した米国発ベンチャー企業。同社が開発・提供するピッキングソリューション『スーパーピック(SuperPick)』はAI、クラウドコンピューティングなどの技術を応用し、非定型な個体を高い精度とスピードで処理することができるという。
Soft Roboticsのシステムのデモの様子
GROUNDは、既に米国を中心に100社以上で採用されている同ロボットの日本国内の物流領域における独占販売権に関する基本合意に達したことを発表。今後国内複数拠点において同物流ロボットの提供を開始する。
GROUNDは、物流業界に対してテクノロジーを用いた新しい価値を創出することを目指し、AIやロボティクスを活用した「Intelligent Logistics®(インテリジェント・ロジスティクス)」というオリジナルコンセプトを提唱・推進している。ソフト・ロボティクスのソリューションは、GROUNDが「Intelligent Logistics®」を実現するための「重要なソリューションになると確信しています」と同社は述べている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。