NTTドコモ、高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイを開発 浮遊しながらのアニメ再生も
2018年4月19日
By ロボスタ編集部
株式会社NTTドコモは、ドローンを活用した新たなビジネスの創出に向けて、全方位に高解像度映像を表示しながら飛行することができる「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」を開発したことを発表した。
同社は2017年に「浮遊球体ドローンディスプレイ」を開発。これはLEDフレームを回転させて映像を表示しながら内部のドローンにより飛行する球体ディスプレイだった。一方今回発表した「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」は、LEDフレームのLED搭載数と制御基板を刷新することで、従来の12倍超の解像度(縦半周320×横1周760ピクセル)を達成しているという。
新型は12倍超の解像度に
これにより従来の機体では難しかった実写の映像やアニメーションなどさまざまなコンテンツを空間の好きな場所によりリアルに表示することができるようになった。
今後は、2018年度の商用化をめざし、スタジアムやコンサートホールなどのイベント会場向けソリューション(舞台演出、広告および案内等)としての提供を検討していく。
なお、2018年4月28日(土)から幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2018」の「NTT超未来研究所 5th GENERATION NTT超未来大都会」に「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」を出展し、会場内でのデモ飛行を予定している。