「AIロボット自動販売機」の実証実験が東京ドームシティで開始! 自販機の中からロボットが呼び込み
株式会社ハタプロは、自社が開発したマーケティング支援AIロボット「ZUKKU (ズック)」と自動販売機を融合させ、街中に新たな発見や体験を提供する次世代コミュニケーションデバイス事業を開始すると発表した。
AIロボット自動販売機は、自動販売機の中にいるフクロウ型ロボット「ZUKKU(ズック)」がペットのような愛らしい姿と動きで人を呼び込み、時間・場所・性別・年代などに合わせて、雑談や会話のきっかけとなるコンテンツを提供し、その場にいる人達のリアルコミュニケーションを促進させる。
また、お客に合わせた商品等も提案することで、購買行動にどのような影響を与えるかも、飲料メーカーの協力のもと実証実験をするという。
自動販売機の中に入る「ZUKKU」は、ハタプロが開発した缶コーヒーサイズの小さなフクロウ型ロボット。小型ながら自動応対による顧客への接客や店舗の見える化など商業に実践的な機能を持つサービスロボットで、人物認識センサーと通信機能が搭載されており、セキュアな形でテータを可視化、タブレットなどディスプレイと連携し広告動画を配信することも可能だ。
設置された場の体験価値を向上させると同時に、コンテンツ配信や広告収益など新たな事業機会を創出する多言語ロボットとして開発され、次世代のスマートシティ・プラットフォームを目指し日々進化している。
「どこにでも置けて、24時間稼動し続けるサービスロボット」という特徴を活かし、店舗や商業施設の自動販売機だけでなく、公共施設や交通機関など様々な場所に展開し、人・街・社会に便利で役立つ存在になるよう「ZUKKU(ズック)」のAIを育成していく狙いだ。
今回、実証実験場所として、株式会社東京ドームの協力のもと、JR水道橋駅から東京ドームシティへの入り口付近に新設される自動販売機にて4月27日(金)15:00から設置する。設置期間は約1ヶ月程度が想定されているが、実験的な取り組みのため、都合により設置期間の短縮や延長が行われる可能性があるという。
ZUKKU | ハタプロ