クーガー、AIと「xR」の技術によるバーチャルヒューマンエージェントを開発 KDDIに技術支援
AI・IoT・AR/VR・Robotics・Blockchainの技術を活用した自律テクノロジーの開発を目指すクーガー株式会社は、これらの技術を組み合わせ、バーチャルキャラクターが視覚、聴覚、感情を持ち、人間のようにコミュニケーションをとることができる、「バーチャルヒューマンエージェント」を開発したことを発表した。併せてKDDI株式会社の「バーチャルキャラクター × xR」プロジェクトに技術支援をしたことも発表している。
バーチャルヒューマンエージェント
バーチャルヒューマンエージェントとは、視覚、聴覚などの五感と、感情や知性を持つバーチャルなキャラクター。機械学習による映像認識および音声認識により、現実世界の映像や状況をリアルタイムに把握し、そこから独自のキャラクターAIによって反応や会話をしたり家電の操作をするなど、人間のように考え、コミュニケーションをとることができる。
バーチャルヒューマンエージェントには、同社が開発したAIラーニングシミュレーター「Street」が使用されている。これにより、人間や物体・環境などを3Dモデル化し、その状態や行動をバーチャル空間でシミュレーションさせることで、AIにあらゆる状況を学習させることができる。
クーガーによれば、これらの技術をKDDIの「バーチャルキャラクター × xR」プロジェクトにも提供しているという。
KDDIの「バーチャルキャラクター × xR」プロジェクトとは、5G普及がもたらす新たなビジネスモデルの創出を目的に、バーチャルキャラクターとxR技術等を活用したビジネストライアル。ARアプリ「ミク☆さんぽ」の開発に加えて、周囲の物体や音声など現実世界の状況を認識・理解してバーチャルキャラクターが行動するAIを独自開発し、より自然なキャラクターとのコミュニケーションを実現している。
クーガー株式会社
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。