株式会社デンソーウェーブとオリックス・レンテック株式会社は、本日より人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」の法人向けレンタルサービスを開始したことを発表した。ロボットレンタルサービス「RoboRen」はオリックス・レンテックが提供している。
「COBOTTA」とは
「COBOTTA」は安全柵を設置することなく、人の隣で作業をすることができる人協働ロボット。重さは約4kgで、手軽に持ち運びができる小型・軽量ボディに特徴がある。
アーム部を直接手で動かすだけで動作を設定できる「ダイレクトティーチング機能」や、タブレット端末で直感的に操作できるGUIにより、ロボットの専門知識がなくても簡単に扱うことができる。
工場での部品の組み立てや仕分け、研究施設での検査の補助作業、学校教育でのプログラミング授業のほか、操作の複雑さからロボット導入が進んでいない幅広い分野での利活用が期待される。
このレンタルサービスは「導入前に現場環境に合った利用が可能か実証実験をしたい」という企業向けに行われ、ロボット本体に、カメラ、電動グリッパ、操作に必要なタブレット端末をセットにした「6カ月お試しレンタルパック」が提供される。またオリックス・レンテック専任のロボットエンジニアによる基本操作トレーニングやレンタル期間中の電話サポートサービス等も含まれている。
製品名 COBOTTA(コボッタ)
軸数 6軸(アーム部)
定格可搬質量(最大可搬質量) 0.5kg(手首下向き時±10度以内の場合は0.7kg)
電源仕様(ACアダプター) 入力 単相AC100~240V±10% / 47~63Hz
質量 約4kg
株式会社デンソーウェーブ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。