IoT製品向けソリューションの開発を手掛ける株式会社アプリックスは、スマートスピーカーを使って日本語の音声で家電を操作するための「AIアシスタント対応家電開発支援サービス」の提供を開始した。
同社は、2016年秋に発売された米国Guardian Technologies LLC製空気清浄機に対し、Amazon AlexaとGoogle アシスタントの対応を行なった他、「Amazon Alexa 対応家電向けIoTソリューション」の提供を開始しており、家電対応実績に基づいて培った経験やノウハウを有している。
今回のサービスでは、AIアシスタント対応に必要となるIoTモジュール、アプリケーション、クラウドサービスなどを一式まとめて提供することができることに加え、Amazon AlexaとGoogleアシスタントの両方に対応可能という強みを活かして、日本の家電メーカーなどに積極的に提案していく予定だ。
「AIアシスタント対応家電開発支援サービス」とは
同社が提供する「AIアシスタント対応家電開発支援サービス」は、コンサルティング、開発支援または受託、IoTモジュールの提供などを通じて、ユーザーの家電をスマートスピーカーで操作できるようにするサービスだ。
アプリックス提供箇所の構成イメージ図
2種類のAIアシスタントに対応
Amazon AlexaとGoogleアシスタントの両方、またはどちらかのAIアシスタントに対応可能。現在、日本語と英語に対応している。(多言語については別途相談)
カスタマイズや家電以外への対応も可能
AIアシスタントとの連携に必須になるアドオンプログラム「Alexaスキル」や「Assistant App」の開発部分のみなど、一部だけをアプリックスが担当することも可能。またIoTモジュールを必要としないWebサービスのAIアシスタント対応や、アプリックス製以外のIoTモジュールを使う家電開発案件などの受託もできる。
株式会社アプリックス