ジョギングしたり、オフィスを歩き回ったり ボストン・ダイナミクスのロボットの進化がやばい
2018年5月11日
By ロボスタ編集部
先進的なロボット開発を進めるボストン・ダイナミクスが、二足歩行ロボット「Atlas」と四足歩行ロボット「SpotMini」の新たな動画を公開し、早速話題になっています。早速これらの動画と共にご紹介していきます!
Atlas
まずは二足歩行のアトラス。過去の動画でも人間のような動きを公開して、数々の話題をさらってきたアトラスですが、今回初めてジョギングをする様子を公開しています。
上体のバランスをきちんと保ちつつ倒れないようにリアルタイムに制御をしている点が素晴らしいです。そして軽やか。ジョギングをするというのは、歩行と違って、一瞬両足が地面を離れるということ。着地の時には歩行時以上に片足に負荷がかかります。Atlasの体重は75kgであり、この体重を軽々と片足で受け止めているのもまたすごい。
最後に倒れた木を見つけると、ジャンプして飛び越えます。そのうちガチで走り出すんだろうな…。
SpotMini
一方四足歩行ロボット「SpotMini」は、オフィスと研究棟をまたいで移動する様子が公開されています。
事前に人が操作して歩行し、3Dカメラなどでルートをマッピング。その次は自律移動で適切なルートを通って目的地まで移動していきます。
階段を上り下りする様子を見ると一定の方向で上り下りをするような仕組みになっていることもわかりますね。
階段を登った後に前後反転をする様子が収められています。
ぜひどちらも動画でご覧ください。この優れたロボットを開発するボストン・ダイナミクスを、ソフトバンクが買収合意に至ったということですが、その後の発表もされていないため、まだ買収は完了していないんでしょうかね。
日本の街中をジョギングする様子を見てみたいものです。