【Edison Research調査】米国のママ、66%が音声アシスタント利用、23%がスマートスピーカー所有
Edison Researchが米国の母親の音声アシスタント・スマートスピーカー利用動向を発表した。
レポートされた母親の定義は、同居する18歳未満の子供がいる米国女性だ。レポートの中から一部興味深いデータを紹介する。
ママの音声アシスタント利用率
母親の92%がスマートフォンを所有しており、その所有者のうち66%がSiriやGoogle Assistantなどの音声アシスタントを使っていると回答した。
この3分の2という高い利用率は、家事や育児にハンズフリーで使える音声アシスタントの親和性が高いということだろうか。
ママのスマートスピーカー認知率
続いて母親のAmazon Echo、Google Homeそれぞれの認知度(聞いたことがあるかどうか)についての調査結果。2017年から53%・43%と半数程度が認識する状況だったが、2018年ではさらに増加しそれぞれ82%・66%となった。もはや知っていて当たり前という状況だ
この流れで行けば2019年にはほとんどの母親が認知する状況になりそうだ。
機種別ではAmazonが優位となっている。
ママのスマートスピーカー所有率
最後に、母親のスマートスピーカー所有率の調査結果。現時点で23%が所有しているという。2017年〜2018年を比較してほぼ4倍に急増している。この23%という所有率は米国全体の所有率を上回り、母親のスマートスピーカーに対するニーズが高いことがわかる。
また、機種別所有率は、Google 4%に対してAmazon 21%と母親にはAmazon Alexaが強いようだ。
ロボスタ編集部では過去に以下のようなレポートを紹介してきた。あわせて参考にしていただければと思う。
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ロボスタ / Amazon Echo
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。