小田急電鉄、慶應SFCにて自動運転の実証実験へ 最寄駅とキャンパスを結ぶ

小田急グループの小田急電鉄株式会社、神奈川中央交通株式会社と慶應義塾大学は、2018年6月1日(金)から6月10日(日)までの10日間、神奈川県藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにおいて、自動運転技術の実証実験第一弾を実施することを発表した。

同実験は、三者が昨年12月に締結した最先端技術に係る研究や地域の活性化などに関する連携協力協定に基づき、将来、同キャンパスと最寄り駅を結ぶバス路線での自動運転を目指して行うもの。

小田急グループは自動運転技術をはじめとする次世代のテクノロジーを活かしたモビリティサービスを実現し、小田急沿線における先進的なまちづくりの推進を目指す。また、慶應義塾大学は自動運転車両をはじめ先端モビリティに関する研究教育の実績を有し、その成果を湘南藤沢キャンパス周辺地域に展開することで、最先端技術を前提としたまちづくりに寄与することを目指している。

同実験の概要

1 実施期間
2018年6月1日(金)~6月10日(日)

2 実施場所
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市遠藤5322)

3 主な実施内容
同キャンパス内に往復約500メートルのルートを設定し、実験車両を走行させ、以下の検証を行う。
「自動運転バスが走行できる環境であることの技術的確認」「自動運転技術に対する学生・教職員などの理解の醸成」「自動運転バスの走行に関するオペレーション上の課題の把握」

また、6月10日(日)に同キャンパスで開催する、次世代モビリティに関するフォーラム「自動運転技術が変える新たなモビリティとは~自動運転バスがキャンパスを走る~」において、実験車両の試乗会も予定されている。実験車両には日野ポンチョ型をベースにした自動運転実験車(SBドライブ株式会社協力)を使用するという。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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