米国スマートスピーカーの利用者数、ウェアラブルデバイス利用者数を超える市場予想

デジタルマーケティングの市場調査子会社、eMarketerが米国でのスマートスピーカーに関する予測を発表した。



eMarketerの予測では、米国のスマートスピーカーユーザー数は2016年の1,600万人から2020年に7,650万人に成長するという。このスマートスピーカーの著しい成長は、ウェアラブルのユーザー数を2018年に上回るペースだという。

スマートスピーカーの平均的なユーザー像はテクノロジー好きのアーリーアダプターからブームになり、今では若い母親世代にも受け入れられてきているという。



Image: eMarketer

デバイスメーカー別シェアでは依然Amazon Alexaが最も高いシェアを持つが、Googleが徐々にシェアを広げている。またApple HomePodは発売されたがその価格故か、まだ市場で大きなシェアを持つには至っていない。

スマートスピーカーだけでなく、スマートフォンやスマートホームデバイスなど搭載が進む「AI音声アシスタント」の利用については、米国人口の27.6%にあたる9,100万人が、2018年に少なくとも月に1回以上利用すると予測している。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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