シャープ、猫の健康管理をサポートするシステムトイレ型「ペットケアモニター」発売へ

シャープ株式会社は、飼い猫の尿の量や回数、体重などを計測、クラウドで記録・解析して飼い主のスマートフォンに通知することで猫の健康管理をサポートする、システム型トイレ「ペットケアモニター」を7月30日に発売すると発表した。本体価格は24,800円(税別)。シャープが、鳥取大学 農学部 共同獣医学科 岡本芳晴教授と共同で開発した。

同機は、猫の尿の量と回数、体重のほか、同機上での滞在時間などを自動的に計測し、クラウド上で記録を行う。飼い主はそれらの情報をスマートフォンで確認することができる。加えて、計測したデータを独自の「異変検知アルゴリズム(AI)」により解析を行い、「尿量が多い(または少ない)」、「滞在時間が長い」などの異変が検知された場合は、飼い主のスマートフォンに通知を行う。また、猫はトイレの設置場所が寒すぎるとトイレに行くのを我慢することがあるが、同機は設置場所周辺の温度も計測できるので、快適なトイレ環境の維持にも役立てる。



猫の多頭飼いをしている方は首輪に装着して使用できる個体識別バッジを購入することにより、最大3頭まで対応可能だ。

製品詳細
希望小売価格 本体価格 24,800円(税別)
発売日 2018年7月30日
サービス利用料 月額300円(税別) 「COCORO PET」
月産台数 2,500台

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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