MRを使ったカートアトラクション「The Ghost Battle」が発表

株式会社meleapは、Microsoft社のMR(複合現実)デバイス「HoloLens」を用いたカートアトラクション「HADO KART」の第2弾「The Ghost Battle」をリリースしたことを発表した。「The Ghost Battle」は最大8人のプレイヤーがカートに乗りながら火の玉を撃ち合い対戦するMRを活用したゲームだ。

「HoloLens」とは透明レンズ部分にホログラムによる3D映像を表示させ、現実世界に仮想的な物体を重ねるように表示することで、複合現実を実現するデバイス。



世界初と言われるMRアトラクション「HADO KART」

「HADO KART」とは、MRデバイス「HoloLens」を用いて、カートに乗って遊ぶMRアトラクションだ。2017年7月に第1弾「The Coin Rush」をリリースし、現在、国内外で4箇所のテーマパークやショッピングモールで稼働している。



愛知県蒲郡市の「ラグーナテンボス」ではGW中(18年4月28日~18年5月6日)に「The Coin Rush」を3,000人以上が体験。最も多い日で1日に600人以上が体験した。


HADO KART第2弾「ゴーストと一緒にカートに乗ってプレイヤー同士の火の玉バトル!」

「The Ghost Battle」は最大8人のプレイヤーが最大4チームに分かれて対戦を行う。プレイヤーは「HoloLens」を装着することで、現実空間に重ねてゴーストやアイテムなどのCGが表示される。ゴーストは各プレイヤーの背後に表示され、プレイヤーに追従する仕組み。



プレイエリアに落ちているアイテムをカートを運転して獲得することで、ゴーストが一定時間火の玉を連射。相手のゴーストに火の玉を当てると1ポイント、制限時間内により多くのポイントを獲得したチームの勝利となる。

「HADO KART」の第1弾「The Coin Rush」と第2弾「The Ghost Battle」は同一の設備で利用可能。同じロケーションでも、お客によって稼働するコンテンツを変更できるのも特徴の一つだ。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム