米国のGoogle Homeは2017年11月より一度に2つのコマンドを受付可能だった。
そして本日2018年6月12月より、同時に3つのコマンドを受け付けることが可能になったと発表された。
You’re not the only one who can multitask. Now Google Home can perform up to three queries at a time, so you can get more done. pic.twitter.com/7jTd97Evus
— Made by Google (@madebygoogle) 2018年6月11日
コマンド例は以下の通り。
turn up the volume and play music and turn on the lights.
→ ボリュームを上げて、音楽をかけて、ライトをオンにして。
Hey Google,
what time is it and what is the weather and tell me the news.
→ 今何時?天気は何?ニュースを読んで。
Hey Google,
turn on the lights in the kitchen and turn off the lights in the bedroom and stop music.
→ 台所のライトをオンにして、ベッドルームのライトを消して、音楽を止めて。
複数コマンドにはルールがあり、個別のコマンドが単体で動くこと、アシスタントからフォローアップの質問を要求するコマンドは使えないなどがある。
なおこの機能は、米国、英国、カナダ、オーストラリアでの英語でのサポートとなっている。残念ながら日本ではまだ使えない機能だが、早期対応を期待したい。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。