Amazon Alexaに慣れてくると、いつでもどこでもどんなデバイスでも「Alexa!」と呼びかけたくなる。そんなヘビーユーザーのために、iPhoneやApple WatchでAlexaを使えるようにするサードパーティーアプリをまとめて紹介する。
Apple WatchでAlexa!
まずはApple WatchでAlexaを呼び出せる話題のアプリ。
Voice in a Can
現在Apple WatchからAlexaを使える唯一のアプリが「Voice in a Can」だ。スタンドアローン型のアプリのため、iPhoneなしでApple Watch単体で動作させることができる。
オーディオブック、音楽、ポッドキャスト、フラッシュブリーフィングなどには非対応だが、スマートホームデバイスの制御やサードパーティースキルを動かすことはできる。
有料アプリで価格は240円。
Atadore / Voice in a Can
iPhoneでAlexa!
Alexa Voice Services APIを使ったiPhone/iPad向けアプリはすでに多数登場している。
Reverb
無料アプリ。Amazon Musicは非対応。
Echgo
有料アプリで価格は360円。Amazon Musicは非対応。英語(米国)、英語(イギリス)、英語(インド)、フランス語、日本語、ドイツ語のAlexa音声言語をサポート。
Apolo
2017年11月にリリースされたAlexa実行iPhoneアプリ。有料アプリで360円。
公式サイトによれば、現在アプリの大幅なアップデート修正のためAppStoreからアプリのダウンロードをとり下げている状態だ。
Paddle / Apolo
僕はこう思った:
Amazon公式のAlexaアプリがApple Watchに対応すればありがたいんですけどね。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。