AIの歴史と背景を研修する「AI Dojo for Youths」、中高生を対象に人材育成
ビジネスパーソンおよびエンジニア向けのAI教育研修事業「AI Dojo」の中高生版である「AI Dojo for Youths」が今夏、8月27、28日に東京都内で実施される。主催はAIシステムの研究開発を行う株式会社コーピーが行う。また今回の研修イベントは同社の「事業の一環」だという。
「AI Dojo for Youths」とは
「AI Dojo for Youths」とは、AI技術等を活用した先進的な課題解決ができる人材育成を目的とし、中高生向けにAI研修を行うイベントだ。この研修を通して、「AIの歴史と背景、AI技術を用いて実現可能なこと、また逆に人間でなければできないことを学び、自分たちの課題に対してAI技術をどう適用するかを考え、提案する力を養ってもらう」というものだ。
具体的には、AIの歴史的背景からAIの仕組み等の基本的知識、AIを構成する技術である機械学習の基本的な概念、AIを活用するためのデータ活用やデータ収集方法、AIを用いて課題を解決するために必要な技能等について、データを実際に扱うワークショップを含んだ形式で講義を行うとのこと。そして最終的に、生徒自身が上記研究課題をAI技術を用いて解決する方法をチームで考え、発表を行うことで、課題に対してAI技術をどう適用するか考える力を育成する。
今回「AI Dojo for Youths」では、その第一弾として、文部科学省の平成30年度スーパーサイエンスハイスクール事業の指定校である青翔開智中学校・高等学校(鳥取県・私立)の高校1年生を対象に研修が行われる。青翔開智中学校・高等学校の特色である「探究型学習」と、現在生徒たちが取り組んでいる「人口減少によって生じる社会課題と、課題解決における科学技術の役割」という研究プログラムは、「AI Dojo for Youths」の構成や企画にも反映されているそうだ。
高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進している国の取り組み。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。