2018年6月23日〜24日、東京渋谷のドコモR&Dサテライトスペースにて、ドコモのAIエージェント基盤「project SEBASTIEN」(セバスチャン)を使ったハッカソンが行われる。
まずは初日の様子を写真中心でお届けする。
会場案内・趣旨説明
ハッカソンの会場は、ドコモR&Dサテライトスペース。渋谷駅からすぐ。ヒカリエの隣。
渋谷東口ビル、2階。
まずは今回のハッカソンの流れ、審査基準、注意事項などが解説された。
今回のテーマは「メインエージェント/エキスパートエージェントのどちらか(あるいは両方)を使用した「何か」を作る」というもの。
セバスチャンで何ができる(パネルディスカッション)
まずNTTドコモの秋永和計氏、ロボットパートナーの太田智美氏、ロボットスタートの西田寛輔によるパネルディスカッションが行われた。
スマスピを使っているか、スマスピに向いてる機能、エージェントについて、こんなエージェントは嫌だ、審査で大切にしていること、などが議論された。
NTTドコモ イノベーション統括部の金加喜氏による「対話エージェントの紹介」。
「技術より、対話設計」が重要とのこと。
アイデアソン・チーム作成
解説が終わったところで、チーム作成に進む。
まずはアイディアソンからスタート。
用意されたシートにアイデアを各自記入していく。
アイディアを書いたシートを掲示、参加者それぞれが他の人のアイディアに投票。
その後、簡単な自己紹介を行い、自分のアイデア発表。
それぞれのアイディア、能力を知った上でチームビルディングを行った。
昼食
チームビルディングの後、ランチタイムへ。
本日は金兵衛のお弁当。
今回は魚と鶏肉の2種類を用意。魚が人気だった。
お弁当を食べながら、アイディアを広げていく。
ミニワークショップ(簡単なエージェントの作成方法)
メインエージェント、エキスパートエージェントについて、簡単なミニワークショップを行った。
それぞれのエージェントの概念の違いや特徴などが解説された。
様々なドキュメントはSlack経由で配布。
ハッカソン
ここからがハッカソンの本番。ここから本日20時まで。明日は9時30分から14時30分まで、各チーム作業時間となっている。途中「中間発表」の時間が用意される。
明日のハッカソンの様子も引き続きレポートする予定だ。
作品発表、優勝チームはどこになるのかお楽しみに。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。