AI会話ロボット「ユニボ」のユニロボット社がUbicomと資本提携、製造・医療分野などで相乗効果を期待

AI会話ロボット「unibo」(ユニボ)の開発と製造、販売を行うユニロボット株式会社は、株式会社 Ubicom ホールディングス(以下Ubicom)と資本業務提携契約を締結したことを発表した。

ユニロボットの発表によれば、Ubicomはグローバル事業において、「自動化(Automation)」「分析(Analytics)」「人工知能(AI)」「ロボティクス・プロセス・オートメーション(RPA)」等のコア技術を活かし、自動車・金融・医療・製造業向けにフィリピンの開発拠点を活用したコアソリューションを提案していると言う。また、メディカル事業において、医療機関向けレセプト点検ソフト等のパッケージソフトの開発・販売および医療ビックデータを用いた分析事業を展開している。

ユニロボットは、個人の特性、感情にあわせたコミュニケーションを可能にする独自開発のパーソナル AI 機能を搭載し、利用者の日常生活を支援するソーシャルロボット「unibo」の開発、製造、販売を行っている。また、ユニボの機能の一部として、ディープラーニング等を活用した自然言語処理・感情認識や高度な個人向けレコメンドエンジン、独自の会話システムなどを開発し、2018年1月から一般販売している。

同社は「今回の提携により、Ubicom が注力しているメディカル領域および製造業向けソリューションとの高い親和性や、人工知能、分析、IoT など最新の知見を活用することによる新たなビジネスの創出など、高い相乗効果を見込んでおります。今後はUbicom および当社両者の経営資源を相互に活用し、両者の更なる飛躍が目指せるものと考えております」とコメントを発表している。

ユニロボット社の資本金は49,975,000円、株主には株式会社アルメックス、富士通株式会社、Nikon-SBI Innovation Fund、株式会社アスカネット、住友商事株式会社、TIS株式会社、みずほキャピタル株式会社が名前を連ねている。

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ロボスタ編集部

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