LINE、Clova人材の採用は進んでる? LINEの求人情報を調べてみた

LINE CONFERENCE 2018で様々なClova関連トピックスが発表され、今勢いに乗るLINE。

一体どの程度の人数で進めているのか・・・知りたいところだがそれは公開されていない。外部からわかるのはClovaに関する求人内容ぐらいだ。ということで、求人内容を調べてみることにした。


以下、LINE株式会社の2018年7月1日時点での日本での募集を元に調査を行なった。ClovaはLINEと韓国Naverで共同開発しているため、あくまで日本での応募という限定的な情報である。



Clova比率


募集職種全体では、327ポジション。そのうちポジション名に「Clova」と明記されたポジションは16件だった。募集全体におけるClova比率は5%となる。

ハードウェアの開発、ソフトウェアの開発ともニュースが絶えないClovaだが、全体でみれば少なく感じる。



LINE全体の募集内訳


全体でみると技術職、ビジネスサポート、サービス企画、ビジネス企画の順で募集が多い。この棒グラフで見てもClova比率はまだ低いことがわかる。



Clova関連募集の内訳


Clova関連応募だけを抽出し職種別で整理すると、技術職が50.0%、ビジネス企画職が37.5%、サービス企画職が12.5%となる。

Clova以外の応募での技術職比率は28%なので、比較するとClova関連応募は技術職の割合が高いことがわかる。

また、ハードウェアエンジニアの募集がないことから、ハードウェア領域の開発は韓国Naverで行われているのかもしれない。(もしくは日本にすでにいるエンジニアで間に合っているということかもしれないが。)



Clova関連募集データ

興味のある方は以下ポジションから応募をどうぞ。


サービス企画職


ビジネス企画職


技術職

なお、韓国NaverでもClova関連で20近い募集が行われている。韓国HQでの募集が多く、特にエンジニアの採用が多い。Clovaプラットフォームの開発や音楽推薦AIの開発などが募集されており、LINE、NaverそれぞれでClova周辺のエンジニアの獲得を進めているようだ。

僕はこう思った:

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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