国内初、ソラコムがダッシュボタンを開発できるデバイス！「AWS IoT 1-Click」対応、セルラーLPWAのLTE-M通信を使用

ワンボタンで消耗品の購入、ワンボタンで屋外作業の完了を本部に通知。
アイディア次第で用途は広がりそうだ。

株式会社ソラコムは、LTE-Mのセルラー通信を内蔵し、国内初となるアマゾン ウェブ サービス（AWS）の「AWS IoT 1-Click」サービスに対応したボタン型デバイス「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」を今年度下期に提供開始することを発表した。

従来、AWS IoT 1-Click に国内で対応しているボタンデバイスは「AWS IoT エンタープライズボタン」だったが、Wi-Fi を用いる AWS IoT エンタープライズボタンはアクセスポイントが必要になるなど、主に屋内向けのソリューションとなっていた。

今回提供予定の同デバイスは、通信回線にスマートフォン等で使われる LTEを利用したIoT 向けの無線通信で、アクセスポイントなどの設備を必要とせずにSORACOM LTE-M Button powered by AWS から直接AWSへデータを送ることができるため、同製品購入後は、AWS のユーザーコンソールもしくはモバイルアプリから、AWS IoT サービスである「AWS IoT 1-Click」経由でデバイス登録するだけで、すぐに同デバイスを使い始めることができる。

また、「AWS Lambda」と連携でき、事前定義済みのLambda関数を利用することでクリック時に E メールや SMS の送信などの簡単なアクションを実行できるほか、JavaScript、Java、Python、C#などの言語で記述した独自のビジネスロジックの実行が可能だ。

【活用例】
商品の発注のみならず、スマートキーの操作や、機器・装置部品などの交換タイミングの通知、ゴミ箱のゴミ回収時の通知、施設のアンケート端末など、誰もが使いやすいボタン型デバイスを活用したさまざまな用途において、IoT とクラウドの活用をすぐに始める事ができます。プロトタイプ開発はもちろん、ビジネス向けの展開する製品やシステムでも利用できる。

SORACOM ユーザーコンソール、Amazon.co.jp のウェブサイトにて約8,000円での販売を予定しているが、発売当初は、個数・期間限定キャンペーン価格として3,980円(税別・送料別）で販売する。なお、この価格には「SORACOM Air for セルラー plan-KM1」1年間分の、基本料金1500回分のクリック時データ通信費が含まれている。

すでに事前登録ページがオープンしており、連絡先を登録しておくと販売開始時にいち早くメールで案内が送られる。

パートナー企業からのエンドースメント

同社は、IoT/M2M における通信の利用の障壁を下げ、誰でも、簡易に、便利にご利用いただけるよう取り組んでおり、今後、通信プラットフォーム「SORACOM」を通じて、多くの IoT 活用事例の創出に貢献していくと述べている。

「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」について

AWS ユーザーコンソールもしくはモバイルアプリから AWS IoT 1-Click を通じてデバイス登録するだけで、すぐに使い始めることができる。AWS Lambda と連携でき、事前定義済みの Lambda 関数を利用することでクリック時に E メールや SMS の送信などの簡単なアクションを実行できるほか、JavaScript、Java、Python、C# などの言語で記述した独自のビジネスロジックの実行が可能。単4乾電池2本で動作し、ユーザー側での電池交換が可能だ。

価格

個数・期間限定キャンペーン価格3,980円（税別・送料別）。
※キャンペーン価格での1人あたりの購入台数に上限あり。
※通常価格は約8,000円を予定。
•1年間分の「SORACOM Air for セルラー plan-KM1」の基本料金と1500回分のクリック時のデータ通信費を含む
•単4電池2本で駆動、電池交換可能
•1年以上の利用に際しては、SORACOMウェブコンソールから更新手続きが必要（更新料金：1200円/1年間）

購入方法

SORACOM ユーザーコンソール、Amazon.co.jp のウェブサイトでの販売を予定

販売時期

今年度下期を予定（SORACOM Air for セルラー plan-KM1の提供開始後、端末の準備が整い次第販売開始）

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