埼玉工業大学発のベンチャー企業、フィールドオートが自動運転技術の研究・開発を開始!同大学内に設置
2018年7月9日
By 山田 航也
埼玉工業大学は、自動運転技術の研究・開発を産学連携で推進するための大学発ベンチャー株式会社フィールドオートを、6月26日に設立したことを発表した。また株式会社フィールドオートは、埼工大のキャンパス内に設置され、同大学の学生も活動に参加している。
取り組み内容
フィールドオートは、高齢者や子ども等に優しく交通事故のない社会を実現するために、埼工大で研究・開発してきた自動運転の実用化に関する技術・ノウハウを活かして同社事業を推進を行う。また、同じく自動運転の技術を開発しているティアフォー社との協力関係により、同社は、3年間で約30件の自動運転実証実験に関する受託を目指している。
実証実験に使われる自動運転車
埼工大は、去年の10月より「SIP-adus大規模実証実験参加機関」として、お台場周辺地域にて公道における実証実験を開始。私立大学としては唯一、世界的な大手自動車メーカーと共に実証実験を行っている。さらに同年12月には、同大学の地元、埼玉県深谷市において、公道による自動運転の実証実験を始めている。また埼工大は、AIの時代の人材育成に向けて、工学部情報システム学科にAI専攻を2019年春に新設する予定とのこと。
SIPとは
SIPとは戦略的イノベーション創造プログラムの略語で、学技術イノベーション創造のために、府省の枠や旧来の分野を超えて内閣府総合科学技術イノベーション会議が実施している国家プロジェクトのこと。
SIPとは戦略的イノベーション創造プログラムの略語で、学技術イノベーション創造のために、府省の枠や旧来の分野を超えて内閣府総合科学技術イノベーション会議が実施している国家プロジェクトのこと。
関連サイト
SIP詳細ホームページ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。