myThingsやIFTTTと連携してプッシュ通知を可能にするキット「GHKit Plus」をてとてとてが販売開始。対応スマスピが拡大

2018年7月5日、てとてとて合同会社が「GHKit Plus」の販売を開始した。
同社は以前にGoogle Homeをプッシュ通知可能にするキット「GHKit」を販売していたが、今回の「GHKit Plus」はGoogle Homeの他に、Amazon Echo、LINE Clova、Bluetoothスピーカーなど、対応機種を拡大したものだ。



具体的な機能としては、myThingsならびにIFTTTと連携し、外部からのイベントに応じたプッシュ通知が可能となる。「◯◯したとき」に好みの「メッセージ」を、タイミングよく音声で再生することが出来るようになるというもの。


myThingsとIFTTTのトリガーイベントを全て利用することができるので、様々なイベントに応じたプッシュ通知を、多彩なスピーカーで実現できる。


また、スマホアプリに録音した声(音)を、家庭やオフィスのスピーカーで再生できるので、外出先などから声でメッセージや想いを伝えることが可能だ。

これにより、以下のような利用法が想定される。

1. Gmail・Twitter :
Gmail受信時やTwitterが投稿された時、メールの件名やツイートされた内容をGoogle Homeで再生できる( myThings・IFTTT連携の例 )。受注メールや重要な投稿など、すぐに反応したいシチュエーションで利用できる。


2. 天気・防災・位置情報:
雨が降りそうな時や警報発令時、さらには家族がもうすぐ帰ってくる時、Amazon Echoがお知らせ( myThings連携の例 )。あなたの生活をサポートする役立つ情報を、音声で積極的に知ることができる。


3. 時報・リマインダー:
毎日指定した同じ時間や、カレンダーに登録した予定の開始前に、時報やリマインダーを鳴らす( IFTTT連携の例 )。音声で知らせてくれるので、忘れたり見落とすことがない。


4. タップでメッセージ:
myThingsアプリのボタン機能で、定型メッセージを、タップ一発で、家庭やオフィスのBluetoothスピーカーで再生できる( myThings連携の例 )。LINEスタンプのように様々な文言を再生できるボタンを作成しておけば、簡単に楽しく、家族や仲間に音声メッセージが送れる。


5. Mesh・IoTデバイス:
SonyのMeshタグや、様々なIoTデバイスを使えばもっと便利に、もっと楽しく使える( IFTTT連携の例 )。明るさセンサーや人感センサー、温度や湿度などのセンサーと組み合わせれば、利用用途が大きく広がる。


販売価格は、Raspberry PIとSDカードセットの標準構成で19,440円(税込)、SDカードのみの最小構成で10,800円(税込)。販売はてとてとて合同会社ホームページにて。


関連サイト
てとてとて合同会社

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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