「アレクサ、低音上げて!」米国でAmazon Echoがイコライザー・サウンドモードコントロールに対応

2018年7月23日、Amazonがスマートホームデバイス向けにイコライザーとサウンドモードコントロールを発表した。

音声で、スピーカー、AVレシーバー、サウンドバーなどで再生されるオーディオの音色をパーソナライズできるようになる。


イコライザーコントロール

イコライザーは低音、高音、中音域のサウンドを個別に調整できる。コマンド例は以下の通り。

Alexa, increase bass.
 低音を増やして
Alexa, decrease treble.
 高音を減らして
Alexa, increase bass in living room.
 リビングルームの低音を増やして


サウンドモードコントロール

サウンドモードコントロールは、シーンに合わせた設定を制御するもの。コマンド例は以下の通り。

Alexa, set bass to three on sound bar.
 サウンドバーでベースのレベルを3にして
Alexa, set movie mode.
 ムービーモードにして
Alexa, set night mode on bedroom TV.
 ベッドルームのTVをナイトモードにして

対象デバイスはAmazon Echoファミリーだけでなく、Polk AudioSonosのサウンドバーでも対応している。今後サードパーティー製デバイスもAVSコントロールを追加すれば対応できるので、対応デバイスは増加するだろう。

まずは米国からの展開となるが、今後日本のデバイスでも対応されるはずだ。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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