ジェナがIBM Watsonと独自開発AIのハイブリッドAIチャットボット「hitTO」新版を発表!ユーザーからのフィードバックを「自動学習」

法人向けにMobileやAI・IoTなど、新しいテクノロジーを活用したサービスを展開する株式会社ジェナは、AIと連携したチャットボットサービス「hitTO(ヒット)」の最新バージョンをリリースしたことを8月1日に発表した。hitTOは従来、AIとしてIBM Watsonとの連携が大きな特長のひとつだったが、今回のバージョンアップでは、IBM Watsonに加えて、ジェナがディープラーニング技術を用いたAI自然言語解析エンジンを独自に開発したAIとも連携可能となった。2つのAIを組み合わせたハイブリッド型の構成にすることで、ユーザーからのフィードバックを自動で学習する機能も実現している。

また、これにより、チャットボットの学習データのメンテナンス工数の削減や、より精度の高い回答表示を可能にした。

hitTOとは
ユーザーが自然言語で質問ができる、AIと連携した法人向けのチャットボットサービス。管理画面やユーザー画面の使いやすさやデザイン性、コミュニケーションツールとの連携などが評価され、AIのビジネス活用を目的として多くの法人で採用されている。
情報システム部が担当するITヘルプデスクや、総務人事部が担当する社内問い合わせ対応、ユーザー向けのWebサイトでの自動応答など、法人における幅広い業務の効率化を実現している。


hitTO最新バージョンの実装機能

今回の最新バージョンでは、ジェナ独自のディープラーニング技術を用いたAI自然言語解析エンジン「hitTO AI」と、辞書機能が搭載された。


hitTO AIの搭載

ユーザーが入力した自然言語による質問の意図を解釈し、適切な回答に分類。従来のAIにhitTO AIを加えることで、ユーザーからの質問に対して、2つのAIによるそれぞれの回答候補の内容を踏まえ、ユーザーに適切な回答を表示する。また、ユーザーからのフィードバックを自動学習することで、メンテナンスの工数削減や回答精度の向上を実現できる。

構成図



辞書機能の搭載

社内独自の用語や言い回しなどを、質問者によって表現が異なる単語を同一単語として登録することで、回答精度の向上や学習データ作成の簡略化を可能にする。

辞書管理画面

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ロボスタ編集部

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