2018年6月米国スマートスピーカー市場シェア、トップはAmazon 70%、2位はGoogle 24%、3位のAppleの6%へ倍増

米市場調査会社CIRP(Consumer Intelligence Research Partners)が2018年6月に米国のスマートスピーカーオーナー500人に対して調査をした結果を発表した。


米国の利用台数シェア

Image: Consumer Intelligence Research Partners

米国でのスマートスピーカー出荷台数は5,000万台に達したという。メーカー別シェアは、Amazon Echoが70%、Google Homeが24%、Apple HomePodが6%となった。2018年Q1からAppel HomePodが出荷開始となったが、3ヶ月でそのシェアを倍増させたことがわかる。

この結果から、米国でのHomePodは300万台出荷、1台349ドルの販売価格なので売上はおよそ10.5億ドルとなる。


米国の複数所有状況

Image: Consumer Intelligence Research Partners

複数台数所有については、Amazon Echoユーザーの34%、Google Homeユーザーの31%が複数所有していると回答。Amazon Echoユーザーの10%は3台以上所有している。

2台セットで割引価格となるキャンペーンも数多く行われていたことも有り、今後も複数台所有の傾向は強くなることが予想される。



なお、この調査のシェアはSONOSはじめサードパーティー製スマートスピーカーを対象としていないため、実際の各社シェアはもっと下がるはずだ。



Source:Consumer Intelligence Research Partners



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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