2018年のスマートスピーカー市場予測は売上32億ドル、出荷台数3,920万台へ!全米民生技術協会(CTA)

CESを主催する全米民生技術協会(CTA:Consumer Technology Association)が米国のスマートスピーカーなどの売上高や出荷台数の予測を発表した。

全米民生技術協会のプレスリリースでは、音声認識技術、スマートスピーカー、スマートホームなどが米国の家電消費を押し上げたこともあり、2018年の家電売上は対前年比6%増の3,770億ドルに成長し、スマートスピーカーで見れば64%増に達する見込みだという。

以下ロボスタ的に注目の項目のデータを紹介する。

スマートスピーカー


Data : CTA / Image :robot start inc.

Amazon Echo、Google Home、Apple HomePodなどのスマートスピーカーは、タブレット以来の急成長カテゴリとなった。

・2018年売上は32億ドルの収益(対前年比64%増)
・2018年台数は3,920万台(対前年比44%増)


スマートホームデバイス


Data : CTA / Image :robot start inc.

音声技術の普及に伴い、スマートサーモスタット、スマート火災報知器、セキュリティカメラ、スマートロック、ドアベル、スイッチなどのスマートホーム向けデバイスの用途が広がる。

・2018年売上は46億ドルの収益(対前年比36%増)
・2018年台数は4,120万台(対前年比43%増)


ストリーミングサービス

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音楽・ビデオのストリーミングサービスの成長も著しい。ビデオストリーミング(Netflix、Hulu、Sling TVなど)への支出は2018年に134億ドル、音楽ストリーミング(Spotify、Pandora、Apple Musicなど)は2018年に63億ドルと予想されている。

・2018年売上は197億ドルの収益(対前年比38%増)



Source:CTA

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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