LINEが開催するLINE上でのチャットボットやClovaスキルの開発コンテスト「LINE BOOT AWARDS 2018」の協賛テーマ賞を提供する3社および各賞の概要が発表されている。
協賛テーマ賞
オムロン ヘルスケア株式会社、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社、RIZAPグループ株式会社の特別協賛パートナーによる協賛テーマ賞は、受賞者にLINEからの賞金50万円と各企業からの副賞、そして、該当企業でのサービス実装化の検討やプロモーション連携などの特典が提供される。
OMRON connect賞
オムロン ヘルスケア株式会社提供のこちらの賞は、体重や血圧、歩数などのバイタルデータの計測と記録が習慣となり、健康の増進や維持に役立つサービス。「はかる。気づく。変わる。」という好循環を創出できるようなアイディアかどうかが評価基準となる。
想定するユーザーは、血圧や体重が気になってくる30代後半~50代くらいの男女や健康管理を効率的に行いたいが、ICTにあまり詳しくないシニア世代。
Xperia Ear Duo賞
ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社提供のこちらの賞は、Xperia Ear Duoのようなヒアラブルデバイスでの利用を想定して、徒歩・電車・バスなど移動中のシーンにおいて、日常生活を便利にしたり、ユーザーがワクワクするような体験を行うことができるサービスであるかが評価基準となる。
想定するユーザーは20代〜40代の男女。日常生活や週末のアウトドアを楽しみながらスマートフォンを用いて頻繁に友人や家族とコミュニケーションを取ったり、情報や音楽にも感度高く常にアクセスしていたい人。
RIZAP賞
なお、RIZAPが提供するRIZAP賞も8月2日に併せて発表されたが、想定ユーザーや評価基準などは後日発表するとしている。8月9日現在、まだ詳細は不明だ。
部門賞
受賞者にはLINEからの賞金50万円が進呈される部門賞と評価基準は以下の7つ。
ファミリー部門
家族間のコミュニケーションを便利にしたり盛り上げたり、コミュニケーションの総量を増やすようなサービスかどうか。
ビジネス/ワーク部門
いつもの仕事を便利に、ちょっと楽しく働くための手助けをするようなサービスかどうか。
おうちハック部門
日々の生活で多くの時間を過ごす家の中をより快適に、もっと家に居たくなるようなサービスかどうか。
暇つぶし部門
ちょっと空いた時間を気軽に埋めることができる、わかりやすく楽しいサービスかどうか。
グループ部門
複数人や大勢の会話を盛り上げ便利にするようなグループコミュニケーションで役立つサービスかどうか。
エンジニア部門
エンジニアのツボに刺さる、便利な?楽しい?サービスかどうか。なおこの賞はエンジニアのみで審査し、審査基準よりもエンジニア“ウケ”が重視される。
学生部門
カテゴリーやテーマ問わず、学生によって開発・応募された作品の中から優れたサービスが表彰される。
コンテストの応募締切は10月10日となる。詳細はLINE BOOT AWARDS 2018公式サイトで確認を。
ロボスタ / Clova
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。