【ラッパー必見】Google Homeでライミング、今が始めるタイミング
2018年8月21日、チカラの技術にて「ラップの韻を自動で踏んでくれるIoTシステム」の作り方が公開された。
ラップの要素として、歌詞(リリック)の中でいかに韻を踏み(ライム)、いかに歌いまわすか(フロウ)があるが、特に特徴的なのが「韻」(ライム)だ。韻を踏むとは、2つ以上の言葉の母音がすべて一致していることを指す。例えば有名どころのライムとしては、「俺は東京生まれHIPHOP育ち、悪そうな奴は大体友達」において「そだち」と「(と)もだち」が母音が同じで韻が踏まれている箇所となる。
今回紹介するシステムは、Google Homeで単語を指示すると、自動的に韻を踏む単語を回答してくれるもの。このシステムを使いこなせれば、素晴らしいライムのパンチラインが繰り出せるかもしれない。
2. IFTTTは文字をWeb hooksでAzureへPOST転送
3. Azureはwebサーバーとして、RaspberryPiに文字情報を転送
4. Raspberry Piは文字情報を韻ノートに送信して結果を文字情報で受け取る。
5. 受け取った入力と韻をGoogle Homeに送信、喋ってもらう。
この例では「電子工作」という言葉を聞き取った後、「天使とダンス」という韻を踏んだ単語を発話する。
実際に韻を踏む動画も公開されている。
Source:チカラの技術
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。