価格設定が興味深い 「Google Home Max」が英・仏・独で発売
2018年8月30日、Google Home Maxがイギリス、フランス、ドイツで発売された。Google Home MaxはGoogleオフィシャルのスマートスピーカーの中で最大級のサイズ、音質、価格のハイエンドモデル。
2017年12月から米国、カナダで販売開始、その後2018年8月にオーストラリアで発売されてからの次の動きとなる。
追加された3カ国でのGoogle Home Maxの価格は以下の通り。
399ポンド(およそ58,000円)
フランス
399ユーロ(およそ52,000円)
ドイツ
399ユーロ(およそ52,000円)
ちなみに、アメリカでの販売価格は399ドル(およそ44,500円)。それと比較しても金額は高く、イギリスに至っては、6万円近い価格となっている。すべて「399」となっているのは偶然だろうか。日本では399円・・・なんてことはないだろうが、なにやら不思議ではある。
それはともかく、最近スマートスピーカーのハイエンド、プレミアム領域の新製品がBang&Olufsen、Harman Kardon、BOSEなどから立て続けに発表されており、「Google Home Max」と「Apple HomePod」のみだった高級スマートスピーカー市場の競争が激化していきそうだ。
Source:Google Store UK、Google Store FR、Google Store DE
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。