ロボットの国際イベント「WRS」プレ大会が10月に東京で開催!カテゴリーや参加チームの紹介動画を公開中 World Robot Summit

今年の10月は、ロボットの国際的イベント「WRS」が東京ビッグサイトで開催される。いよいよ開催まで2ヶ月をきった。
WRSはWorld Robot Summitの略称で、ロボットの競技会と展示会で構成される。競技会は「WRC」(World Robot Challenge)、展示会は「WRE」(World Robot Expo)と呼ばれる。すなわち、WRSではロボットの競技と展示会の両方が楽しめる。

参加チーム homer@UniKoblenz 紹介動画より

主催は経産省とNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)。テーマは「Robotics for Happiness」。「人とロボットが共生し、協働する社会を実現していく」「人々が活き活きと生活していくためにロボットをどのように役立てられるか」という視点で「人のしあわせのためのロボティクス」を目指す。ロボットがいる未来と言えば「ドラえもん」だが、WRSの公式キャラクターにはそのドラえもんが採用されている。

■WRS紹介動画(ドラえもん登場)

なお、本大会は2020年に愛知県で行われるが、その前哨戦としてプレ大会が今秋、10月17日(水)〜21日(日)にかけて東京ビッグサイトで開催される。

参加チーム Robotic Materials 紹介動画より

また、「World Robot Summit 実証サイト見学」も10月以降に順次開催される予定だ。愛知県では「日本一のロボット産業集積地 愛知 (日本をリードする多様な導入・実証事例を見学)」、大阪府・大阪市は「万博誘致を見すえ、SDGs の達成をめざす OSAKA」、神奈川県は「 ロボットで「いのち」を輝かせる「さがみロボット産業特区」(「ロボットと共生する社会」を実感)」などが予定される。

World Robot Summit 実証サイト見学の詳細
http://worldrobotsummit.org/download/news/180809_municipal_exhibit.pdf

WRSの紹介動画

公式ホームページではWRSのイメージ動画や、カテゴリー別の紹介動画が公開されている(字幕アイコンをクリックして日本語字幕を表示可能)。

■WRSイメージ動画

■ものづくりカテゴリー紹介映像

■サービスカテゴリー紹介映像

■インフラ・災害対応カテゴリー紹介映像

■ジュニアカテゴリー紹介映像

各カテゴリー別の動画は下記の公式サイトで一覧できる。

http://worldrobotsummit.org/videos/

参加チームの紹介動画も

また、参加チームの紹介動画が掲載され始めている(8月31日現在6チーム)。

参加チーム SMILE 紹介動画より

下記で確認できるのでチェックしてみよう。
http://worldrobotsummit.org/wrc2018/teams/
なお、ロボットの競技会は下記のカテゴリー、参加チームで競われる。

・ものづくりカテゴリー
 製品組立チャレンジ 16チーム
・サービスカテゴリー
 パートナーロボットチャレンジ(リアルスペース) 16チーム
 パートナーロボットチャレンジ(バーチャルスペース) 8チーム
 フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ 23チーム
・インフラ災害対応カテゴリー
 プラント災害予防チャレンジ 10チーム
 トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ 9チーム
 災害対応標準性能評価チャレンジ 20チーム
・ジュニアカテゴリー
 スクールロボットチャレンジ 18チーム
 ホームロボットチャレンジ 15チーム

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ロボスタ編集部

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