NTTドコモ「自然対話プラットフォーム」を試せる「xAIML SUNABA」オープン、会話ボット開発のための技術仕様と開発環境サイト

9月13日、NTTドコモは自然対話プラットフォームの記述言語仕様と開発環境サイトを「xAIML SUNABA」でオープンしたと、開発者向け公式メールマガジンで発表した。「my daiz」などのコア技術のひとつであり会話ボット開発に活用できる、ドコモが開発中の「自然対話プラットフォーム」を誰でも簡単に無料で試すことができる。

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xAIML SUNABA


ドコモが提供するAIエージェント「my daiz」(マイデイズ)など様々な対話サービスのコア技術として利用されている自然対話プラットフォームの一部の機能は、既にdocomo Developer supportの「自然対話API」として提供されている。




xAIML SUNABAでは、記述言語AIMLをベースにドコモが仕様拡張したxAIMLを記述することで、開発者が作りたいボットを自由に作成し、WebAPI経由で試してみることが可能になった。AIMLはArtificial Intelligence Markup Languageの略称で、自然言語で会話するチャットボット等の開発に利用される、XMLを応用したマークアップ言語のこと。

xAIML SUNABAには、チュートリアル、マニュアル、各種リファレンス、xAIML専用エディタなどが用意されている。

なお、利用は非商用に限定されており、商用利用の際にはNTTドコモへの問い合わせが必要となる。

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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