Amazonが「Alexa搭載電子レンジ」など8種以上の新プロダクトをリリースか
Amazonが、年内に少なくとも8種類以上のAlexa対応プロダクトをリリースする予定だと一部の海外メディアが報じている。
リリースされるプロダクトは電子レンジ、アンプ、レシーバー、サブウーハー、車載ガジェットなどと憶測されており、今月下旬のイベントでこの一部が明らかにされるとも報じられている。
現在、サードパーティー製Alexaデバイスとして、サーモスタット、空気洗浄機、マルチファンクションライトなどが販売されており、既に屋内の様々な場所でAlexaが利用可能となっている。
Alexa対応のトイレを自作する猛者も登場したため、将来的には公式のAlexa搭載トイレが登場しても不思議ではない。
Amazonは一番近くのデバイスを反応させる「エコー空間認知」機能をクラウド化してサードパーティーデバイスでも利用可能にしており、家中のデバイスがAlexa対応したとしても問題ない環境になっている。
競合のGoogleは、Googleハードウェアチームに「NEST」を統合し、スマートデバイスへのGoogleアシスタント搭載を加速している。
また、Amazonは既に車載向けAlexaのための「Alexa Auto Software Development Kit」を一般公開しており、自動車へのAlexa導入を推進しているため、仮に車載ガジェットが発表されたとしても自然な流れと言えるだろう。
Amazon、車載向けAlexaのための「Alexa Auto Software Development Kit」を一般公開
この報道について、Amazonからの公式コメントはまだ行なわれていないようだ。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。