ソニー、Googleアシスタント搭載のパリピ向けスマートスピーカー「SRS-XB501G」を国内販売へ
先月発表されたソニーの新しいスマートスピーカー「SRS-XB501G」が日本でも発売されることが明らかとなった。
ソニーは既に「LG-S50G」というスマートスピーカーを発売しているので、それとの違いを中心に紹介したい。
まずどちらにも共通しているのは、Google Assistant搭載で、声で指示するだけで、音楽再生や天気・ニュースなどの情報取得、対応デバイスのコントロールが可能な点だ。
一方、異なる点としては、まず筐体に大きな違いがある。見た目も違うが、サイズも重量もかなり違う。LF-S50Gは高さ162mmm、重さ750gに対して、SRS-XV501Gは高さ228mm、重さ3,100gとなっている。
SRS-XV501Gは16時間再生可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵しているため、特に重さに差がある。またスピーカーもフルレンジスピーカー、サブウーファーのサイズも違っており、出力も18Wに対して90WとSRS-XB501Gが数倍パワフルなスピーカーになっているため本体サイズや重量に差がでている。
SRS-XB501Gは大きな筐体、大音量なサウンドが出せる点以外にも、防塵・防水性能(IP65)に対応、三脚に載せて利用できる、持ち運びやすい形状、ライティング機能を搭載しているといったこだわりを感じる設計の違いがある。これらの特徴はパーティースピーカーとして使われることを想定しており、その設計思想こそが最大の相違点といえる。
SRS-XB501Gの発売日は2018年10月6日。価格は34,880円。スマートスピーカーとしてみるとハイエンドモデルの価格帯となっている。一方、発売中のLF-S50Gは22,880円だ。
アウトドアやパーティー会場などで大音量で使いたい場合はSRS-XB501Gは魅力的なスペックだと思う。
Source:SONY
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。