QBIT Roboticsが資金調達を発表 変なホテルや変なカフェの経験活かす
2018年9月27日
By 山田 航也
株式会社QBIT Roboticsは、協働型ロボットを活用したサービス業界向け市場開拓を実現するために、モバイル・インターネットキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表した。
QBIT Roboticsは、長崎ハウステンボスの「変なホテル」や大手旅行会社エイチ・アイ・エスの「変なカフェ」でサービス・ロボット事業を展開してきたエンジニアやICT業界で長年経験を積んできたメンバーが中心となり、2018年1月に創業した企業だ。
QBIT Roboticsは、人と協力し合って活躍する「協働型ロボット」に着目し、外食産業や各種エンターテインメント産業をはじめとするサービス分野でのロボット活用のサービスロボット・プロバイダーを目指している。今年6月には、ルンバを開発したロドニー・ブルックス氏創業のRethinkRobotics、そしてRethinkRoboticsの日本総販売代理店である住友重機械工業と提携し、協働型ロボットを活用したサービス業界向け市場開拓を強力に推進できる体制づくりに着手している。
今回調達を行なった資金は、サービス分野での応用開発や接客時のコミュニケーションエンジンを開発するエンジニアの獲得に充当されるという。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。