NTTドコモ、ロボット「ZUKKU」活用した法人向け対話型AIサービスの実証実験を開始
2018年9月28日
By 北構 武憲
NTTドコモは、ハタプロ・ロボティクス株式会社製のフクロウ型ロボット「ZUKKU」を使った実証実験をさがみ湖リゾートプレジャーフォレストで開催する。実施期間は、9月29日から12月28日まで。
今回の実証実験は、施設の案内スタッフの稼働を削減させるために施設案内をZUKKUが担うというものだ。
タブレットと連携したZUKKUをドコモのAIエージェント基盤に接続し、お土産屋の場所やアトラクションの説明、簡単な雑談などを行う。
ドコモは、2018年度内にサービス開始を予定している法人向けの対話型AIサービスを活用した業界ごとの課題を解決するソリューションテンプレートの開発を進めている。今回の実証実験の取り組みが、ソリューションテンプレートの第一弾となる。
ドコモは今回の取り組みで、AIエージェント基盤の提供・技術的支援と対話シナリオの設計を行い、予定している3か月間の検証期間の中で対話ログを蓄積し、AIエージェント基盤に資する対話精度の向上と対話内容の充実をめざす。
関連記事
ロボスタ – ZUKKU 記事一覧
ロボスタ – ZUKKU 記事一覧
ABOUT THE AUTHOR /
北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。