リーフ株式会社が総額2.8億円の資金調達 リハビリ支援ロボット「Tree」の量産へ

リーフ株式会社は、スパークス・グループが運営する「未来創生ファンド」を中心に、複数のファンドおよび事業会社を引受先とした、総額2.8億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。

今回の資金調達は、パラマウントベッドや第一精工と連携たプロダクトの企画開発、製造から販売までの事業化体制の確立と、歩行リハビリ支援ロボット『歩行リハビリ支援ツールTree』の開発促進、人材獲得を目的に行なわれた。



歩行リハビリ支援ツールTree

歩行リハビリ支援ツールTreeは、「いつでもどこでも楽しい歩行練習」をコンセプトに、持つだけで歩行訓練を開始できる簡易さや手軽さを実現した歩行リハビリ支援ロボット。2016年より国内の病院施設で臨床研究を開始し、国内の学会において既に多数の研究発表がされており、リハビリロボットとして期待されている。



現在開発中の量産化モデルは来年2019年6月に開催される第56回日本リハビリテーション医学会学術集会、国際リハビリテーション医学会での展示が予定されている

リーフは、「製造、販売体制を構築し量産・事業化を加速させ、ミッションである「わたしたちは、ひみつの道具をつくりだし、笑顔あふれる未来をつくります」と展望を述べている。

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リーフ株式会社

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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