2018年3月に米国でリリースされていたAlexaの「Brief Mode(ブリーフモード)」。Briefとは短くまとめる、要約する、簡潔な、短時間のといった意味の単語だ。Alexaを簡潔にするモードという意味になる。これが日本向けに「シンプル応答モード」としてリリースされた。
デフォルトではこのシンプル応答モードはOFFだが、スマホのAlexaアプリの設定でこのモードをONにすると、Alexaが簡潔に話すようになるというもの。また「はい」といった単純なやりとりはチャイム音での反応に変更される。例えば「アレクサ、テレビをつけて」と問いかけてAlexaが「はい」と応えていたところが、シンプル応答モードをONにすると「はい」と言わずにチャイム音で返事をするようになる。スマートホームデバイスなどを多用する人には適切かもしれない。
設定はAlexaアプリの「設定」を開いて、「Alexaアカウント」を選択、「Alexaの応答」を選択してモードを切り替える。
なお、この設定はデバイスごとではなく、Amazonアカウント全体の設定となる。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。