子供を見守るIoTサービス「みもり」、5つの新機能で充実

ドリームエリア株式会社は、GPSなど位置情報によって危険を未然に防ぐ児童見守りサービス「みもり」に5つの新機能を搭載したことを、10月4日発表した。

「みもり」は、スマホアプリとして提供されているサービス。子供が持ち歩くデバイス「みもりGPS」と連動し、保護者が子どもの現在地や過去のルートを把握することができるというものだ。緊急を要する場合、子どもに音声で注意を促すこともできる。過去一ヶ月間の行動が記録され、遡ることもでき、また子どもが緊急時に「みもりGPS」のボタンを押すことで、保護者にプッシュ通知で現在地が送信され、万が一の時に助けを求めることもできる。




「みもり」5つの新機能

そんな「みもり」は、ユーザーからの要望を受け5つの新機能を搭載した。ここで、新しく増えた機能を紹介していく。


航空写真で子どもの居場所を確認

子どもにとっての「危険な場所」は地域によって細かく異なるが、ドリームエリアは、その地域の保護者からの口コミによるリアル且つ最新の地域の危険な場所のデータを豊富に蓄積・所有している。現在位置や行動ルートを航空写真に切り替えることで、これまでの地図では把握しきれなかった危険な場所の把握が可能だ。





子どもの現在地に加え、保護者の現在地も表示

子どもの現在地だけでなく、保護者の現在地も表示可能となり、子どもとの距離感を視覚的に確認できるようになった。





「ここへ行く」機能で子ども(みもり)のもとまでルート表示

「みもり」のアプリ内の「ここへ行く」をタップすると、標準マップが起動し、子どもの場所まで、ルートが表示される。





通知エリアで範囲の設定が可能

子どもが、保護者が指定したエリア(通知エリア)に入ったときや離れたときに、保護者のスマートフォンアプリへプッシュ通知でお知らせする機能の範囲設定が可能だ。





行動履歴表示でポイントタップの移動に対応

過去の行動履歴の再生には専用の操作バーを用意していたが、履歴が多くなると敏感に動き、細かな移動が困難だった。新機能では、子供の行動を確認したい場所をタップするだけで、その時間、周辺の風景、航空写真まで直感的かつ簡単に表示できる。



「みもりGPS」は、紛失しないよう小さすぎず、邪魔にならない5cm程度のサイズ感。初期費用は8,800円で、月額680円(税別)。

子供の安全を買えるなら、安いと思う親も多いことだろう。

ABOUT THE AUTHOR / 

吉川 実里

HAL東京でロボット勉強中の20歳・神奈川県民。ロボスタでインターンシップ中。なりたいロボットはダンボーで、手芸と読書と欅坂46が好き。精一杯頑張ります!

PR

連載・コラム