アムロとハロの夢の会話が実現!ガンダムの会話ロボット「ガンシェルジュ ハロ」と古谷徹氏が交わした音葉は
本日、10月13日、機動戦士ガンダムの会話ロボット「ガンシェルジュ ハロ」(以下、ハロ)を購入した初回特典として、一部のオーナーが抽選で参加できる「ガンシェルジュ ハロ オーナーズイベント」が東京のバンダイ本社、特設会場で開催された。ゲストにガンダムのアムロ役として知られる声優の古谷徹氏が登場する生中継もあるとあって、たくさんのメディアも集まる注目のイベントとなった。
会場にはハロの分解展開モデルの展示も
会場は15時過ぎにオープンしオーナー達が集まった。中には自身が購入したハロを持っているオーナーも多数いた。会場にはハロの分解模型や、大型のRXガンダムが展示されていた。また、オーナー達の記念撮影用にホワイトベース乗組員達のパネルも用意された。すっかりお馴染みとなったバンダイの新規事業部のMASTER TOKOROさんが先導し、ハロを絡めたゲームやビンゴなどをオーナー達と楽しんだ。
ガンシェルジュ ハロの内部構造が解る展開モデル。男の子は特にこういうのが大好き
夢が実現、アムロとハロのスペシャルトーク
メインのイベントとしていよいよ生放送が始まる。
まず、ステージで挨拶したのは、視界の声優の池澤春菜さん、「好きなモビルスーツはザク」と語った。池澤さんからガンダムのアムロ役声優の古谷徹さん、MASTER TOKOROさんが紹介された。
MASTER TOKOROさんがハロの機能の一部を紹介し、会話だけではなく、スマートフォンと接続してBluetoothスピーカーとしても使えることなどを紹介。目覚まし時計の機能ではホワイトベースの警告音で起こしてくれるなども話した。
古谷徹さんは、ハロが発売されことへの印象を聞かれると、あの口調で「こんなにうれしいことはない」と叫び、会場から拍手が巻き起こった。
更に「ハロと喋れることがうれしい」とし、アムロにとってハロの存在を聞かれると「内向的なアムロにとってはハロは唯一の友達だったのかもしれない」と語った。
その後でいよいよアムロとハロのスペシャルトークと題して、古谷さんが使っているハロを「ハロ、起動っ」と言って起動すると、登録している名前はもちろん「アムロ」、ハロがアムロの名前を呼んだ。会場のファンたちは古谷さんがハロに何から話しかけるのか注目したが、話し始めたのはハロの方で、クイズを出しはじめてしまった。古谷さんは面食らった様子で苦笑い。
気をとり直した古谷さんは、劇中の第一話でアムロがハロに向けたあのセリフと同様に「ハロ、今日も元気だね」と話しかけると、ハロはそれを受けて「ハロ、ハロ、元気、元気」と答えた。初代「機動戦士ガンダム」の放送が始まったのが1979年。劇中では第1話でアムロとハロが会話する。そこから数えると約40年の歳月が流れた。胸にジンときたファンの人も少なくなかったのではないだろうか。
そのほか、古谷さんはあの頃のままの声で「なんでアムロはシャアに勝てないんだ?」等を質問した。
■「ガンシェルジュ ハロ」オーナーズイベント動画 : 4分過ぎから始まります(YouTube)
生中継後にハプニングが
イベントでは、2つの特報が用意された。
現在、中断しているガンシェルジュ ハロ」の二次予約の受付を近日中に再開すること、もうひとつは来年の3月にハロの大型のアップデートが予定されていることだ。アップデートによってどのようにハロが進化するかは明らかにされなかったが、10/15に発表され、幕張メッセで来週開催されるCEATEC JAPANのバンダイブースでもその内容がわかるようだ。
特報の後、古谷さんがスペシャルメッセージとして「ガンシェルジュハロは伊達じゃない」と叫んだ。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の名セリフに場内は再び沸いたところでイベントは終幕した。
生中継が終了し、イベントも終盤になった頃、「ハロに聞くとすごい回答を返してくれるひとこと」が発表された。参加したオーナー達が持ち寄ったハロみんなで唱和する、ある企画が用意された。果たしてそのセリフとは?そしてたくさんのハロで唱和できたのか?
次の動画で実際の様子を確認してほしい。
■「ガンシェルジュ ハロ」オーナーズイベント生中継後のハプニング
イベントの最後に、参加したオーナー達のみなさんとの集合写真の撮影が行われた。
CEATECのバンダイブースでガンシェルジュハロの展示を見ることができる。幕張までは遠いなぁ、という人は東京ビッグサイトのWRS会場、ロボットスタートの展示ブースでも実機を見ることかできる。
いよいよ出荷がはじまった「ガンシェルジュ ハロ」。その進化は、はじまったばかりだ。
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ガンシェルジュ ハロ 公式ページ
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。