LINEがトヨタの技術を使ってカーナビ・アプリ&サービスの提供へ!音声で目的地検索や設定が可能な「Clova Auto」で

2018年10月15日、LINEがClova Autoをトヨタ自動車が開発した新しいナビゲーション基盤と統合し、ナビゲーション機能を統合したスマートフォンアプリケーションとして2019年夏より提供すると発表した。



LINEは2018年6月の「LINE CONFERENCE 2018」にて、AIアシスタント「Clova」を車内で利用できるサービス「Clova Auto」を発表していた。

今回の発表は「Clova Auto」で目的地検索、カーナビゲーションを提供するもので、「ねぇClova、東京タワーまでの行き方を教えて」「東名高速道路の渋滞情報を教えて」といった音声での制御が可能になる。

また「Clova Auto」は車載器とスマートフォンを連携するSmart Device Link(SDL)に対応し、ハンドルの音声コントロールボタン、ディスプレーへの地図等の情報表示にも対応する。

対応スケジュールは、2018年12月発売予定のSDL対応車載器に対して「LINE MUSIC」アプリの連携より開始し、「Clova Auto」アプリは2019年春より開始、ナビゲーション機能は2019年夏に、と順次提供が予定されている。

また動きがあり次第お伝えしていきたい。



Source:LINE

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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