グーグルのセクハラ問題に従業員は「NOT OK Google!」抗議ストライキを実施 #GoogleWalkout

2018年11月1日、世界中のGoogleの従業員数千名が同社のセクハラ問題に対して抗議のストライキを実施して話題となっている。

発端となったのは、New York Timesが報じたGoogleの幹部がセクハラで退社後に莫大な退職手当を受け取っていたという報道だ。特にビッグネームとしてAndroidの生みの親、アンディ・ルービンのセクハラ疑惑も再浮上して注目を集めた。

ストライキはGooglアメリカ本社はもちろん、それ以外のGoogleのオフィス各所で行われ、ハッシュタグ「#GoogleWalkout」でその様子が報告された。

以下現地からのツイートの一部を紹介する。

日常的に「OK, Google」を使っている人、いや作っている人たちが「NOT OK Google」のプラカードを掲げている様子には驚くしかない。





今回の大規模ストライキについて、Googleのサンダー・ピチャイCEOは、従業員の参加を支持する声明を発表している。従業員の声を聞き、受け止めていくという。

なお蛇足ながらGoogle HomeのGoogleアシスタントに「セクハラ」について質問してみたところ、Wikipediaからの情報を読み上げてくれる。さらに「セクハラを受けたらどうしたらいいか」を質問するとわかりませんとのことだった。



Source:Twitter / Google Walkout For Real Change (@GoogleWalkout)

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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