GoogleがSephora(セフォラ)とコラボして、Google製の画面付きスマートスピーカー「Google Home Hub」(日本未発売)でメイクアップ用のチュートリアル動画を閲覧可能になったことを発表した。
SephoraはフランスのLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下の化粧品や香水を扱うセレクトショップ。YouTube上でも多くのメイクアップチュートリアル動画を公開していた。
Googleによれば、昨年YouTubeにてこれらの動画は8,100万回以上検索されている人気ジャンルだという。
ただ、動画を見ながら、鏡に映る姿を見ながらメイクをし、たまに動画を一時停止したり、巻き戻したりという操作が必要になることを考えると、スマホやPCで閲覧するよりも小型のスマートディスプレイのGoogle Home Hubを鏡の前に設置して、ハンズフリーで音声操作しながらメイクできる環境が理想的だろう。
例えば、「Hey Google, play contouring videos by Sephora」(輪郭をメイクする動画を再生して)と指示して動画再生させて、メイクを開始。メイク道具で両手が埋まっていても、音声で一時停止、早送り、巻き戻しなどが可能なのだ。
他にも以下のようなコマンド例が例示されている。
アイブローのチュートリアルビデオを見せて
Hey Google, play everyday contour tutorial from Sephora.
コントアーメイクのチュートリアルビデオを見せて
Hey Google, show me a smokey eyes video from Sephora.
スモーキーアイメイクのビデオを見せて
Hey Google, show me foundation tips videos from Sephora.
ファンデーションのヒントビデオを見せて
Hey Google, show me bold lip color videos by Sephora.
ボールドなリップカラーのビデオを見せて
なおGoogle Home HubはSephora.comと各地のセレクトショップでも購入可能になっている。化粧品が並ぶストアにGoogle Home Hubが並んでいるのは少し違和感も感じるが、実用性もある立派な化粧道具の一つということなのかもしれない。
Source:Google Blog
Google Home特集(ロボスタ)
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。