2018年11月6日、米市場調査会社CIRP(Consumer Intelligence Research Partners)が2018年9月における米国のスマートスピーカー調査結果を発表した。
米国スマートスピーカー利用台数・シェア
2018年9月で米国での累計出荷台数は5,300万台となった。前四半期には5,000万台だったので増加はしているが、増加ペースは減速している。
プラットフォーム別のシェアはAmazon Echoが70%、Google Home が25%、Apple HomePodが5%となった。前四半期と比較してAmazonのシェアは変わらず、Appleのシェアが6%から1%ダウンし、その分Google Homeのシェアが1%上がった形となった。
米国スマートスピーカーアクセサリー調査
米国スマートスピーカーオーナーが使う周辺機器・アクセサリーについても報告され、Amazon Echoユーザーの60%、Google Homeユーザーの70%がなんからのスマートホームデバイスを所有しているという。アメリカのスマートデバイスを盛り上げているのはスマートスピーカーオーナーであることがわかる。
人気のデバイスは、セキュリティ、ライト・プラグ、サーモスタット、家電と続いた。また他のデバイスを使っていないというユーザーもAmazon Echoで40%、Googleで30%と存在している。
Source:Consumer Intelligence Research Partners
2018年6月との比較もどうぞ。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。