オライリーのVUI本『デザイニング・ボイスユーザーインターフェース』の日本語版が12月1日発売へ 日本独自コンテンツも
アメリカで販売されていたオライリーのVUI本『デザイニング・ボイスユーザーインターフェース』の日本語訳版が12月1日に発売される。副題は「音声で対話するサービスのためのデザイン原則」、Cathy Pearl 著、川本 大功 監訳、高橋 信夫 訳。
オライリー・ジャパン公式サイトでは以下のように紹介されている。
本書は、音声による対話インターフェースであるVUIのデザインについて解説します。ユーザーの音声への確認やエラー時の対応などの基本的原則から、現在の音声認識テクノロジーや、より高度なユーザとの対話、さらにユーザーテスト、実際に製品をリリースする際に必要になる情報などを取り上げます。本書は、VUIデザインに関する本邦初の本格的な解説書として、音声UXのスキルとテクノロジーに関心のある多くのデザイナー、エンジニア、新規事業担当者にとって注目の一冊です。
(オライリー・ジャパン公式サイトより)
目次は以下の通り。
2章 VUIデザイン原理の基本
3章 ペルソナとビジュアルVUI
4章 音声認識技術
5章 高度なVUIデザイン
6章 VUIのユーザーテスト
7章 VUI 完成後にすべきこと
8章 音声対応デバイスと自動車
日本語訳版には、独自コンテンツとして2つの特別寄稿が追加されている。
1つ目は多摩美術大学情報デザイン学科准教授 吉橋昭夫氏と川本大功氏による「サービスから考えるVUIのデザイン」。
2つ目は、ロボットスタート 取締役副社長 北構武憲による「コミュニケーションロボットから学ぶVUI/UX」だ。「VUI/UXにおけるコミュニケーションロボットという流れ」と題し、株式会社ヘッドウォータース 渡部知香氏とアビダルマ株式会社 春田英和氏へのインタビューも掲載されている。
価格は3,456円で、現在Amazonで予約受付中。VUIについて知識を深めたい方、業務で必要な方にオススメの一冊だ。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。