ソニー株式会社の「MESHプロジェクト」は、身近なものをセンサーなどと組み合わせてオリジナルの仕組みが簡単に作れ、プログラミング的思考を身につけられるIoTブロック製品「MESH(メッシュ)」に「MESH STEAMラボ:”車”キット」がついてくる「MESH クリスマスギフトセット」を発表した。”車”キットは、MESHブロックをはめて使える専用のMESHカーで非売品。同社が運営するクラウドファンディング+Eコマースサイト「First Flight」にて本日より数量限定で販売を始めた。価格は37,980円(税込)。
様々なアイデアを形にできるIoTブロックツール「MESH」は、小学生から大人まで、センサーやスイッチなどのブロックと身近なものを組み合わせ、プログラミングによって仕組みを作ることが可能。デバイスとプログラミングを組み合わせ、人間の感覚や身体の動きをも取り込みながら、ITリテラシーや問題解決能力を育むツールとして高く評価されており、2018年キッズデザイン賞では子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門にて、優秀賞・経済産業大臣賞を受賞した。
■【動画】MESH Introduction
「MESH STEAM ラボ」について
「MESH STEAM ラボ」は、MESHを使って楽しくトライ&エラーを重ねながら、STEAM教育で注目される5つの領域を統合的に育むことができるキットシリーズだ。同シリーズは、工作とプログラミングをつなげるヒントを提示することで、手を動かしながら考えていく創造力や思考力が身につくきっかけとなることを狙って商品化された。
•MESHやパーツを固定するためにテープや接着剤を使わなくて良いパーツにし、何度もやり直しすることや失敗することを可能に。
•キットのパーツは一般に市販されているものを加工してつくられており、発想を広げたいときに、追加の材料の入手が容易に。
「MESH STEAMラボ: ”車”キット」
“車”キットには、MESHの様々なセンサーを用いて車をコントロールするためのパーツが含まれており、さらに、つくりかたに関するガイドブックも付属しているので、プログラミングなどの予備知識がなくても始められる。また、ガイドブックの内容を一通りつくり終えた後もそれで完成ではなく、はさみで簡単にカットできる付属パーツで、自分だけのオリジナルパーツをつくって拡張し、さらに発想を広げることが可能となっている。
できることの例
・声の音量で動かす
マイクの音量でモーターのON/OFFを制御
・風力ですすむ
モーターで風車を動かし、風の力で進む
・人を感知したら逃げる
人感センサーで人を感知したら動き出し、人を感知しなくなったら止まる
その他、アイデアにより様々な組み合わせが可能なMESHの300を越える活用例は、MESH公式ウェブサイトで公開中されている。
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MESH公式ウェブサイト