ウォーターサーバーによる宅配水サービス「FRECIOUS(フレシャス)」を提供する富士山の銘水株式会社は、日本で初めてのIoTウォーターサーバーとなる『FRECIOUS Slat』『FRECIOUS dewo bottle 』の2機種を12月5日に発表した。
両機種とも、Amazonが提供する日本初上陸の自動再注文サービス、Amazon Dash Replenishment対応のIoTウォーターサーバーで、2018年12月5日より予約販売開始、2019年1月下旬頃の配送予定となっている。
同製品は、株式会社ソラコムの「SORACOM Air for セルラー」通信が内蔵されており、天然水の残量が少なくなると、水ボトルの消費データがセルラー回線を通じて送信。wifi環境の必要なく、自動で再注文される仕様の新しいIoTウォーターサーバーだ。天然水が最適なタイミングで届くので、毎回注文する手間を省くことはもちろん、消費量以上の水が自宅に余ってしまう心配も不要。「必要なときに必要なだけ届く」便利な機能で、”注文サイクルの最適化”が実現した。
「SORACOM Air for セルラー」は、3G/LTEのセルラーネットワークを1回線から提供しており、これらの回線の開始休止などの操作および、利用状況のモニタリングはウェブコンソールやAPIから一括管理することが可能。また、データ転送支援サービス「SORACOM Beam」を利用し、AWS連携のための認証の付与を行うことで、デバイス側の設定を軽減している。
Amazonが機器メーカーに提供するクラウドサービス。機器メーカーは簡単なAPIを用いて自社のインターネット対応機器とAmazonのクラウドサービス をつなぎ、その機器で消費される消費財や消耗品を自動で再発注されるようにする。また、製品が Amazon Dash Replenishmentに対応することで、ユーザーに便利で新しいショッピングスタイルを提供するとともに、Amazonの支払いシステム、配送システムやカスタマーサービスの利用も可能となる。
なお、Amazon今年最後のビッグセール『サイバーマンデー』では、12月8日0時~23時59分まで、Dash Replenishment Service搭載の2機種が特選タイムセールに登場。FRECIOUS Slatが予約発売当日の5日時点で、Amazonにて68,580円(税込)で販売されているが、セールでの価格は未定。商品がなくなり次第終了予定だ。
IoTウォーターサーバー製品概要
グッドデザイン賞も受賞した、インテリアとも調和するやさしいマットな質感と上質な色味の「FRECIOUS Slat IoTウォーターサーバー」は、冷水・温水・常温水の3つの温度設定が可能。また、節電・クリーニングなどの安心機能もついている。「FRECIOUS dewo bottle IoTウォーターサーバー」は横幅26cmのスリムなデザインにタンク内の水を新鮮に保つUV-LED搭載。また、Slatは便利な下置き交換の9.3L使い捨てボトルとなっている。
▼ FRECIOUS Slat IoTウォーターサーバー
冷水温度 | 4〜10℃ |
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湯温度 | (通常モード)80〜85℃、(エコモード)70〜75℃、(リヒートモード)約90℃ |
サイズ | 幅:290mm、奥行:350mm、高さ:1.110mm |
重さ | 24kg |
タンク容量 | 冷水=1.5L、温水=1.5L |
消費電力 | 冷水=90W、温水=430W |
▼ FRECIOUS dewo bottle IoTウォーターサーバー
冷水温度 | 4〜10℃ |
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湯温度 | 80〜85℃ |
サイズ | 幅:260mm、奥行:335mm、高さ:1,240mm |
重さ | 16.7kg |
タンク容量 | 冷水=1.5L、温水=1.5L |
消費電力 | 冷水=80W、温水=350W |