米国のGoogleアシスタント、オーストラリアとイギリスのアクセントに対応

2018年12月13日、米国のGoogle Assistantがオーストラリアのアクセントとイギリスのアクセントに対応したことを自社ブログにて発表した。米国にすむオーストラリア人やイギリス人にとっては耳慣れた発話をしてくれるということになる。



実際に試すためには、Google Assistantのアプリの[設定]、[アシスタント]、[アシスタントの音声]を選択して、2つの新しい音声のいずれかを指定すればよい。オーストラリアのアクセントの声は「シドニー・ハーバー・ブルー」、イギリスのアクセントの声は「ブリティッシュ・レーシング・グリーン」とその国をイメージする名称となっている。

これらの声はDeepMindの音声合成モデルWaveNetを使用して作成されたもの。ディープニューラルネットワークを使って音声波形を生成し、リアルで自然な音声合成が行われているという。


上の動画で設定方法の解説や、発話サンプルを聞くことができる。確かにとても自然であることがわかる。いずれ日本語の方言にも対応してくれることを期待したい。



Source:Google Blog

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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